それではここで、足の骨の成長を妨げないためにはどのようなことを心がければ良いかについて説明したいと思います。
日本人の体型が「胴長・短足」ではなくなり欧米人に近づいたのは、床に正座をする生活から椅子に座る生活へと移行したことが一因になっているという説が有名です。正座は股関節やひざの関節に負担をかけるため、足の骨の成長を妨げてしまうのです。生活の中で正座をする機会の多い人は、長時間正座のままでいることは極力避け、ストレッチなどをして足を伸ばすようにしてください。
また、立ち方や座り方などが悪いと、足の骨が歪んでO脚やX脚になり、足が短くなってしまうことがあります。正座やあぐらをかく時間が長い、椅子に座ったときに足を組む癖がある方などは、改善するようにしてください。
足の血行が悪いと、足の成長を妨げることになります。正座が足の成長を妨げることには、血行も関係しています。サイズのきつい細身のパンツなどを履いていると、足の血行が悪くなってしまいますので、ゆったりした服を選ぶようにしましょう。
ウォーキングやジョギング、ジャンプなどの運動で、足の骨に刺激を与えることも大切です。但し、過度に筋肉を付け過ぎると骨の成長が妨害されます。特に成長期終了前の方は、鍛えすぎには注意してください。
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身長が伸びるというのは、骨が伸びるということです。生活の中でちょっとした工夫や努力をすることで、骨端線における骨の成長を促し、身長を伸ばすことができます。
栄養不足やストレス、疾患などによって、身体の成長や体重の増加が妨げられることを、「発育不全」といいます。
思春期が通常より早い年齢でおとずれる「思春期早発症」になると、身体の成長が早くに止まってしまい、低身長を引き起こすことがあります。
成長ホルモンの分泌が極めて悪い「成長ホルモン分泌不全」になると、成長期の子供は低身長になり、大人も身体にトラブルが現れる場合があります。
カルシウムが身長を伸ばすのに有効であることは昔から知られていますが、身長とカルシウムの関係について詳しくなると、「カルシウムを摂取して身長を伸ばすこと」が、より現実的なものとなります。